7月24日は5時に、富士吉田のホテルで目を覚ました。窓を開けるとドシャぶりである。降り注ぐ雨と一緒にテンションも下るが、高まる緊張をクールダウンしてちょうどいい。
仲間と6時にスタート地点の市役所に着いた。予想通り「五合目打ち切り」の放送が流れる。悪天候で危険なので正直ほっとしたと同時に、必ず完走できる、完走しなければという気持ちになる。
のんきなことに6時30分から市庁舎内のトイレにならび、用をたして出てきたらちょうど開会式が終わり、整列が始まったところだった。人の流れに身を任せていると自然にスタートの垂れ幕の近くまで来た。
7時00分スタート。やっぱりスタート直後はハイペースである。しかし、5合目付近の混雑によるロスを考えるとこれでも遅いくらいだ。直前に買った合羽は暑くなって来たのですぐ捨てた。
はっきり言ってダラダラ坂のロードは苦手だ。馬返し1:13:40もかかってしまった。馬返し以降の山道も坂がきついが、あえぎながらも走れるところはすべて走り、抜かせるパートでは一人づつ抜き、こつこつと順位を稼いだ。
3合目を9時40分通過、スタッフの「五合目まであと2km!余裕でゴールできるから慌てないで!!」の声に安堵したのか、周囲のペースが落ちる。だが人は信用してはいけない・・・そう思い返し、スピードを上げる。
旧五合目小屋をすぎるとだんだん列が詰まってきた。車道を通過すると人一人がやっととおれる細い道になり、完全にストップしてしまった。だが残る時間は数分である。こうなると山道の両サイドにもう一列づつ列が出来て(もちろん道ではない)、さらに後ろから無理やり押されて、自分の意思と関係なく前に進むようになる。
「あぶないから、道以外を歩くな」、「後ろから押すんじゃねえ」、怒号が飛び交うなか、時間だけがどんどん過ぎていく。気がつくと五合目の佐藤小屋が見えた。あとは夢中だった。馬返し~五合目1:04:47。スタート~五合目2:18:28でゴールイン。
「やったー!」熱いものがこみ上げる中、自然にそう叫んでいた。
以下は手元の計測結果 スタート~金鳥居8:01 金鳥居~浅間神社7:41 浅間神社~北麓公園分岐13:04 北麓公園分岐~東富士五湖道路6:46 東富士五湖道路~中の茶屋7:47(スタートから43分20秒) 中の茶屋~馬返し28:32 馬返し~3合目28:46 3合目~最後の登り35:25 最後の登り~ゴール2:44
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